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奥の谷の昆虫観察会開催 2025

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 2025年7月21日、当日も猛暑日で夕方になっても動くと汗ばむ程の暑い日で有ったが、奥の谷で夜遅く9時過まで「奥の谷の昆虫観察会2025」が(富田林の自然を守る市民運動協議会)主催で開催された。今回は(財法)大阪自然環境保全協会等会員、小室功氏を講師として奥の谷の昆虫観察を行った。明るいうちは主に1.サーチング法、2.ネッテイング法、3.スウイ-ピング法の方法により虫を採集。日が暮れると③ピット(ホール)トラップ、⑤バナナトラップ、①ライトトラップの方法で虫を採集した個体(昆虫)の名前等の説明を受けた。その状況の一部を紹介します。 2024.07.21  撮影 午後4時30分 奥の谷のみかん小屋に参加者が集合。 田淵相談役の「昆虫観察・採集方法」の説明と講義が有った。 講義の主な内容は、昆虫が地球上に現れたのは?、地球上に何種類いるか?、昆虫の役割など講義された。最後に昆虫採集の方法を話された。 昆虫の採集方法 1.サーチング法…山野を歩きながら葉や花や樹木にとまっている虫を手で採集。 2.ネッテイング法…捕虫網で目に付いた虫を採集。 3.スウイ-ピング法…草や木の上をなでるように捕虫網を振り、葉上などにいる虫を採集。 4.ビーテイング法…木の枝、草、花、等を叩き下にマットを置いて落ちてきた虫を採取。 5.虫の棲家を探す…枯木の中、動物の糞、死体、石の下などを探す。 6.トラップによる方法。  ①ライトトラップ…夜間に白いシ-トを貼り、蛍光灯、ブッラクライト、水銀灯などを灯 らし、光に寄ってくる虫を採集。  ②パントラップ…平らな容器に水をはり、草原に置いておき中に落ち込む虫を採集。  ③ピット(ホール)トラップ…ガラス、紙コップに餌を入れて地面すれすれに埋める、やってきた虫が落ち込み、虫を採集。(徘徊昆虫が取れる)  ④人工樹液を樹木などに塗る…黒糖、酒、酢などを混ぜて煮た液を樹木に塗る(脱脂綿などにつけて木に貼り付ける)樹液に集まる虫を採集。  ⑤バナナトラップ…よく熟したバナナを薄いネット袋に入れて木に吊るしておく、樹液に集まる虫を採集等が有る。   奥の谷では明るいうちは主に2.ネッテイング法、1.サーチング法等の方法により虫を採取。 日が暮れると⑤バナナトラップ、③ピット(ホール)トラップ、①ライトトラップの方法で虫を採集した。 講師 ...

猛暑日の中の里山保全作業 2025.07.04

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 2025年7月4日 シニア自然カレッジ里山保全部会の皆様が梅雨明け、猛暑日の中 今年度から三年計画でスタートする「さともり」の地域、場所等概略を説明して畑チ-ムと山(さともり)チ-ムに分かれて里山保全作業を行いました。その状況の一部を紹介いたします。         2025.07.03 撮影  さともりチ-ムの集合写真。 作業前の侵入口。 草刈りした後の侵入口。 侵入口から約50メートルほど山道を整理、大木の倒木も有り大変であった。 畑チ-ムは日陰も無い猛暑日の中(芋堀、雑草取り)を行った。 2025年4月~2028年3月の三か年「森林・山村多面的機能発揮対策交付金に係る活動計画書」(さともり)の計画図(赤塗りつぶしが今後の予定地域) 長文最後まで見て頂きありがとうございました。 個人の写真公開は了解を得ております。     2025.07.04  kusu